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2021年04月20日

先生紹介リレー_1

千鶴(ちづる)先生は、私(杉井 純子)が尊敬する親友であり、信頼する仲間です。

彼女との出会いは小学校6年生。

転校してきたばかりの私に、一番に話しかけてくれた小さくて可愛い女の子。

以来、同じ中学校へ行ってクラスが違っても毎日一緒に登校し

彼女が隣町に引っ越しても

渡米(彼女は高校時代をアメリカで過ごしています)しても縁が途切れることはありませんでした。

私が小学生の頃は、英語教室に通っている子がほとんどいませんでした。

そんな時代に、彼女は外国人と手紙を交換したり、英語劇に出演していました。

劇の内容はちんぷんかんぷんだったけれど、少なからず私の人生に影響を与えたように思います。

その後、私が大人になり、留学先を決める際にアドバイスをくれたのも千鶴先生でした。

彼女が高校時代にホームステイしていたお宅には、同い年の女の子(ローレン)がいました。

留学先は、その女の子が住んでいる町に決定。

写真右から順に(ローレン、千鶴先生、私(純子先生))

千鶴先生のおかげでローレンとも友達になり、可愛い町で素晴らしい体験ができました。

ホームシックな留学時代、友達とロサンゼルスの遊園地へ行ったとき、日本にいるはずの千鶴先生が突然目の前に現れた。

「なんで チー(千鶴先生) がここにいるの!?」

何が起こったのか状況が全く掴めなかった私。

ただ泣いて叫んで笑って彼女に抱きつき、再会を喜んだ。

一緒にいた友人たちは、スイス人にイタリア人に韓国人。

当然日本語が分からない彼女らは、急に泣き、叫び、笑う私を見て気が狂ったかと思い、目がテンになったそうだ。

サプライズで日本から遥々会いにきてくれたことに感激したことは、今でも忘れられない思い出だ。

彼女の人柄を表すエピソードとして、2つ紹介。

私が18歳の頃、大好きな父親が亡くなりました。

葬儀の日、真っ黒な喪服だらけの大人達に混じって、真っ白なTシャツにハーフパンツ姿。

タオルを首にかけて汗だくで走って駆け付けてくれたのが彼女でした。

彼女は泣いている私の頭を黙って撫でてくれました。

開校当初は、私の自宅内、7畳の一部屋でレッスンを行っていました。

たった25名の生徒が翌年には100名、そして150名、200名・・と、お陰様で増え続け

私も千鶴先生も受け持ちクラスがパンパンに増え、多忙を極めました。

当時、やんちゃな男の子のクラスを担当していた千鶴先生に私が提案しました。

「私達だけでは限界だよ!新しい先生を探してあのクラスをお願いしようよ!」

静かなクラスとは違い、レッスンの途中で喧嘩が始まるくらいやんちゃなクラスだった。

一度のレッスンで、かなり体力を消耗しているように見えたから心配したのだ。

ところがこんな答えが返ってきた。

「あの子たちは確かに大変だよ!

 でも、本当はすごく心が優しくていい子たちだよ!

 他の先生に頼んだら見捨てられたと思って彼らは傷つくよ。

 そんなこと私には出来ない!

 自分が大変なのはちっとも構わないから、最後まで私に見させてよ!」

~ ABC KIDS CLUBの教育方針 ~

 英語教育を通じて、スタッフ全員が子供たちの幸せを願い

  教室を卒業する最後まで責任を持つために

1, 日本一 笑顔あふれる 楽しい教室を創ります。

2, 日本一 優しさ溢れる 温かい教室を創ります。

3, 日本一 愛情溢れる大きな心で 子供たちに寄り添える教室を創ります。

彼女はまさに、これを体現してくれているような人なのです。

誰よりも情が深く、責任感が強い。

受け持ったクラスの子供たちに真剣に寄り添う。

多忙なのに、子供たちが楽しく学んでくれるならと教材作りに時間を惜しまない。

絵の才能(さすが美大卒!さすがおじいちゃん画家!)があり、彼女が作る教材も大人気!

そして私も、彼女の大ファンの内の一人だ。

開校当初2歳だった子供(生徒)たちも、今は中学生。

それでも千鶴先生のことが大好きで、今でもずーっと通ってくれている。

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