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2025年06月13日

夏休み☆科学あそびイベント開催します♪

食材を活用した五感教育

 脳科学とモンテッソーリ教育に基づく感覚統合

はじめに

幼児教育事業に特化して20年。子どもの脳発達を最適に促進するため、五感を総合的に刺激する教育プログラムを実施します。そしてこのたび、秋以降に開校予定のモンテッソーリ教育をベースとした学習塾の開校に向けて、感覚教育を中心とした新たな取り組みを少しずつご紹介していきます。特に注目しているのが「食材を活用した感覚統合プログラム」です。今回は、「食材の色素を活用した科学あそび」の活動について、その教育的効果と脳科学的根拠をご紹介します。

〈モンテッソーリ教育をベースとした学習塾とは〉

モンテッソーリを基盤に、小学校で学ぶ国語、算数、理科、社会の主要4教科を楽しく学習する塾です。

五感教育の重要性と脳発達への影響

幼児期の脳発達と感覚刺激

幼児期は脳の神経回路が急速に発達する重要な時期です。この時期の多様な感覚刺激は、脳の各領域の発達を促進するだけでなく、領域間の連携を強化します。特に注目すべきは「感覚統合」と呼ばれるプロセスです。

感覚統合とは、複数の感覚からの情報を脳が統合・処理する能力であり、感覚統合がスムーズな子ほど、情緒の安定・学習効率・運動能力が高いことが近年の研究で明らかになっています。

モンテッソーリ教育の観点から見ても、この感覚教育こそが、モンテッソーリの他3分野、言語教育(こくご)・数教育(さんすう)・文化教育(社会、理科、芸術、音楽)といった、あらゆる学びの基礎となります。

食材を活用する教育的メリット

食材は子どもにとって身近でありながら、五感全てを刺激する優れた教材です:

  • 視覚刺激: 色彩や形状の多様性が視覚野を活性化
  • 触覚刺激: 様々な質感が触覚野を発達させる
  • 嗅覚刺激: 独特の香りが嗅覚野を刺激し、記憶と結びつく
  • 味覚刺激: 安全な範囲での味見により味覚の分化を促進
  • 聴覚刺激: 切る音、潰れる音などが聴覚的認識力を高める

さらに、食材を使った活動は「食育」としての側面も持ち合わせています。食材に親しむことで、偏食の改善や食に対する興味・関心の向上にもつながります。

アントシアニンの変色実験とアート

紫きゃべつ、ブルーベリー、イチゴ、ぶどうなどの食材に含まれる「アントシアニン」という色素の特性を活用します。アントシアニンは酸性・アルカリ性環境で色が変化するという特徴があり、この科学的現象を活用した創造的な活動を行います。

活動の学習目標:

  1. 科学的思考力の基礎を養う(原因と結果の関係性の理解)
  2. 色彩感覚の発達
  3. 食材の性質への理解と関心の向上
  4. 感覚統合能力の発達

プログラム内容:

  • 食材の観察と特徴の言語化
  • 指先や道具を使った食材の質感探索
  • 色素による描画活動
  • レモン汁や重曹水を使った色の変化実験
  • 作品の振り返りと感想の共有

発達段階別アプローチ

2〜3歳児クラス: 色の変化に対する気づきを言語化する活動を取り入れ、科学的思考の芽生えを育みます。「どうして色が変わったのかな?」「他のフルーツではどうなるかな?」といった問いかけにより、探究心を刺激します。

4歳以上のクラス: 実験の過程で予測を立て、結果を確認するという科学的プロセスを体験します。アントシアニンの性質についてより詳しく学び、pH(ペーハー)の概念にも触れます。

〈科学あそび 開催日〉

8/17(日)10:00-11:30

ウォーミングアップに新聞紙あそびします♪

定員一杯になった場合は、

8/24(日)10:00-11:30にどうぞ☺

*各日おやこ5組

*汚れてもよい服装で来てください♪

お申込みはLINEからどうぞ❤

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そちらをタップしてお申込み下さいね。

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